2010年6月1日火曜日

北海道キルトウィーク2010へ行ってきましたー(1)

 ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

 先週、札幌で開催されていたキルトウィークから飛行機で京都へ戻って二日。筋肉痛で上がらなかった足もようやく元に戻りましたので、今日は札幌珍道中(?)について少し書いておこうと思います。脇道の話をすればきりがなので(当初、北海道には飛行機ではなくフェリーで渡航しようとして(←大の船酔い体質)、周囲からアホかと罵られ、結局飛行機で行くことになったり、行く間際になって日程が変わったり、会場は札幌なのになぜか宿泊先は小樽だったり、などなど)、いろいろ掻い摘んで。
 
 さて、私にとってはたぶん三回目の北海道。
 前に行ったのは夏前と秋の初めだったので、新緑の北海道はどんなのかなぁ、とキルトウィークと同じくらい気になっていました。
 五月末の北海道。
 寒いですね。
 空港から出て真っ先に思ったのがそれでした。
 いや、北海道が今、どれくらいの気温なのかは分かっていたのですが、京都はもう半袖でも平気なくらいに暑いので、北海道との温度差に少し驚いただけですよ。本当に。予想の範囲内でした。
 鞄からジャケットを引っ張り出して着込み、いざキルト会場へ。
 時間的にお昼だったので、食べてから行こうかと思ったのですが、会場でも食べられるだろうと急ぎます(長野、横浜、大阪キルトでは、地方の食べ物屋さんも来られるので、キルトウィークのお昼はいつもそこですませています)。会場に入ってまずは腹ごしらえ。食べものがおいしい北海道、さぞフードマーケットもすごいことになっているだろうと思ったのですが。
 ……どうして、こんなに規模が小さいんだ……。
 しかも売ってるお弁当って東京のお店の奴じゃないですかいや東京のお弁当もおいしいですよ?でも北海道に来てなぜ東京のお弁当なんですか、というか蟹は?とうもろこしは?ほたては?いくらは?じゃがいもとかはどこですか?いや待てそんなはずはない別の場所にあるはずです。人の流れを見ればいい。会場から出て行かれるみなさん、同じ方向に向かわれていますきっとそこに食べるところがあるに違いないそうと決めた。
 人の流れに沿って歩いた先には読み通りの人だかり。ケーキ屋が店を出しておられましたorz。
 ……女性の方はどうか知りませんが、ケーキはお昼飯の代わりにならないのですよ……。

 ということで。
 私の北海道、第一日目は昼ご飯抜きが決定いたしました。
 
 北海道にいる間は北海道のものしか食べる気がなかったので、お弁当はスルー。
 空腹のまま会場を歩きます。会場の大きさは長野と同じくらいかやや小さめ。パンフレットを見ながら作品とブースを次々と見て回ります。まず目についたのは野球をモチーフにしたキルト。さすが日本ファイターズのおひざ元。キルトの作品のモチーフになっているとは想像もしていませんでした。こういう地方の特徴が見える作品は好きです。今年のグランプリ作品はもちろん、すべての作品をチェック。ミニキルトには「これお土産に欲しい」と思わせる作品も。キルトウィーク見学、いい感じの滑り出しです。
 二時間くらい作品を見た後、いよいよショッピングブースへ。
 当然、今回の見学はA.F.Eの来年度出展候補のひとつ、という視点でもチェックしています。
 キルトウィークや東京国際キルトフェスティバルに出展しているお店というのは、基本的に他のイベントにも参加していることが多いので(横浜にも長野にも東京にも同じ店が並んでいる、ということです)、私の知っているお店が多かったのですが、やはり地元のお店も負けじと出しておられます。中には「こういうところはA.F.Eも見習わないと駄目だな」と思わせる店もしばしば。レイアウトや商品を見やすくするような工夫、見習うところが山積みです。平日の金曜日ということもあり人の流れはそれほど多くはないようですが、これは大阪もそうでしたし別に問題ではないでしょう。明日に期待です。

 という感じできっかり四時間ほど会場を歩きまわってくたくた。結構な荷物を持ちながらだったので本当くたくた。札幌市内のホテルならこのまま直行すればいいだけの話なのですが、ホテルが小樽なので札幌駅へと向かいます。もう空腹でどうしようもなかったので、札幌駅に隣接する「ラーメン共和国(うろ覚えですが)」というラーメン店ばかり集まったところで早めの晩御飯を。札幌だからなんとなく塩ラーメンだろうと、適当に注文したのですが……。
 ……店はきちんと調べておくべきだった……orz。
 以前、北海道に来た時、何軒かラーメン屋に入って食べたのですが、全部おいしかったので『北海道⇒どの店もおいしい』という認識を持っていたのですが、今回は残念ながらはずれのお店でした。もしくは私の味覚に合わないお店でした。……スープがなんか薄いんですよ……。
 お腹は膨れたのですがかなりへこみながら小樽行きの列車に乗り、小樽へと。北の国は日が長いのか、まだまだ夕暮れ時です。夕暮れの赤レンガ倉庫もきれいだったかもしれませんが、早々にホテルへ。

 前半戦は、このように終わったのでした。
 まだ、この話ひっぱります。

 次のブログでお会いしましょう。失礼しました。

Art Fiber Endo 商品企画室 / 遠藤染工場 Colour Lab

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