ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
世間は桜だ花見だと賑やかですが、今日はColour Labの試験室からお届けします。今日のお話はポリエステルの染色について。ものすごく地味な話になると思いますがご了承ください。
さて、ポリエステル。
手芸業界ではあまりなじみのない素材かもしれません。ブレードやレースをポリエステルで織ったものもあるにはあるのですが、普通の手芸店にはなかなか売ってないのではないかと思います。ポリエステルが使われている手芸用品といえば、両面サテンリボンや繻子リボン。グログランやベルベットもポリエステルで織られているものもあるのですが、比較的出回っているのはレーヨン素材のものだと思います。
手芸関係のお店ではレーヨンやアクリルで織られたグログランテープが多いのですが、服飾のほうに目を向けると綿やポリエステルで織られたグログランはかなり出回っています。ポリエステル繊維を「適切な方法」で染めたものは、非常に高い堅牢性をもつ(色落ちしない)ので、アパレル業界ではポリエステル素材以外は使えない、ということが珍しくありません。ポリエステル以外で高い堅牢性ももつ繊維、というものもあるにはあるのですが、後染めができないものが多く、汎用性に劣っているためあまり出回っていないのが現状です。
では、どうしてポリエステルは高い堅牢性をもっているのでしょうか?
他の素材と染め方が違うのでしょうか?
アパレル業界の人も知らないだろうといことも含めて、この二点についてお話したいと思います。
では、ポリエステルの染め方について。次回にお話ししたいと思います(マテ。
……ちょっと染めあがりの色を確認しないといけないので^^;。このように仕事の合間のブログ更新なので、ご了承くださいませ^^;
では、皆様。
次のブログでお会いしましょう。失礼しました。
遠藤染工場 Colour Lab / Art Fiber Endo 商品企画室
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