2010年10月13日水曜日

途中から琵琶湖、余呉へ

ブログをご覧の皆さま、こんばんは。

 秋の連休は皆さま、どこかへ遊びに行かれたでしょうか? 連休初日は雨で出かけられなかったのですが、2日目は綺麗に晴れてくれましたので例によって私は自転車でフラフラと。雨上がりなこともあって空が透き通るほど澄んでいます。これは文句なしに琵琶湖かな、ということで東へ向かいました。

                     (琵琶湖北岸 海津大崎周辺)
 
 皆さまの好きな色はなんですか?
 青系の色が私の好きな色なのですが、この季節の空は特にいい色だと思います。明治時代、「天色」という色が流行色になったことがありました。その色も鮮やかな青なのですが、やはり自然の空の色ほど澄んだ色ではありません。実は明度、彩度ともに高い青色というのは染めるのが非常に難しい色で化学染料が発達した現在においても、青系の染料は黄や赤系の染料に比べて数が少なく、再現できる色の範囲も他の系統の色よりも少ないと言っていいでしょう。
 青を多く使用する緑、ターコイズ、紫、そして純粋な青は染色で再現できない色というのが結構あります。なんとか空の色を再現できないかと試行錯誤した日々を思い出しますね。特にこんな空の日は。

 写真は春に桜の季節写真を撮りに来た琵琶湖北岸の海津大崎あたりの写真でしょうか(たくさん撮りすぎてどの写真がどのあたりなのかよくわからなくなってしまったので^^;)。いや、さすが雨上がり。文句なしの青空です。
                  (湖北、奥琵琶パークウェイ途中道から)

 春に来た時には通行規制があった奥琵琶パークウェイですが、まだ工事は終わってないようです。西から東へ抜けるのは問題ないようですが、東から西へはまだ通行禁止。……結構な期間工事をしているように思うのですがなかなか終わらないものですね。上の写真は奥琵琶パークウェイの途中の道から琵琶湖を見下ろしたもの。琵琶湖と空の青がきれいに分かれていい感じです。ちなみに、染めるのが難しいな、と思うのは琵琶湖の深い青色ではなくて、空を見上げた時の透明な青のほう。これ、染める難度が全然違ったりします。

             (奥琵琶パークウェイ途中から琵琶湖を見下ろして)


            (奥琵琶パークウェイから琵琶湖東岸を見下ろして)

 通行規制があったせいか連休なのに奥琵琶パークウェイはガラガラ。展望台も人が少なくて広々。これで商売になるのかと首をひねりながら売店の自販機で缶コーヒーを一口。そろそろホットがほしいところですね、山の上は特に。

 奥琵琶パークウェイには二つ展望台があるのですが、どちらも琵琶湖を見回すことができます。琵琶湖東岸まですっきりと。夜明け前にここにたどり着けたなら日の出がきれいだと思います。奥琵琶の道を東へ向かえば古戦場の賤ヶ岳、余呉湖など。余呉湖は琵琶湖北東にある小さな湖で、非常にいいところ。そっちへ行ってもよかったのですがそろそろ引き返さないと京都に帰れなさそうだったので今日はここまでに。

                   (琵琶湖面に建つ白髭神社の鳥居)
 次はもう少し紹介しやすいところに行こう。ブログを書きながら強くそう思いました。さすがに全部琵琶湖の写真ばかりじゃ間が持たない^^;。
 長文読んでいただきありがとうございます。
 また次のブログでお会いしましょう。失礼しました。
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