2010年4月24日土曜日

長野キルトウィーク2010へ

ブログをご覧の皆さま、こんばんはっ。

 本当に今年の春は暑くなったり寒くなったりとせわしないですね……。いまだ冬服を片づけられないA.F.E企画室からお届けします。さてタイトル通り、長野キルトウィークを見学に行きました。先日、イベント欄でお知らせしたとおり、A.F.Eは大阪のキルトウィークに参加させていただけることになったのですが、この長野キルトウィークはその姉妹企画。長野県のビッグハットで開催されました。

 京都駅の始発の新幹線に飛び乗って名古屋へ一直線。そのあと、特急信濃へ乗り換えて木曽路を北へと向かいます。列車の車窓からは山吹鮮やか、山高い、雪積もってる、川きれい、そして桜・満・開! という風景が続きます。木曽福島あたりの桜は本当にきれいで、思わず鞄からデジカメを取り出します。湖のように静かな青緑色の水面、川沿いの桜、遠くには雪が積もったアルプスの山、しかも快晴の空。この風景を撮らないわけにはいかないでしょう。そしてデジカメを構えてベストポイントでシャッターを押したときに表示された「容量不足です」のコメント。今年いっぱいは忘れないと思います(ぇ。
 ……デジカメにSDを入れずに鞄に入れたみたいなんですね。ふたを開けて空になっていた差し込み口を見たときのがっかり感は、たぶん忘れることはできないでしょう。……というわけで、木曽路の写真はありません。けど、思いの他、車窓の風景がきれいだったのでよしとします。

 流れていく風景を歯噛みする思いで揺られること三時間、長野駅に到着してすぐに写真店に駆け込みSDを購入。長野キルトウィークの会場であるビッグハットへと向かいます。
                    (長野キルトウィーク2010会場)
 このビッグハットは1998年に開かれた長野オリンピックの競技会場だったのでしょうか? 会場のいたるところに五輪の輪があったり。会場は明るく、間取りもわかりやすいため、作品も非常に見やすかったですね。またキルトの作品だけではなく、押し花絵(?)やドライフラワーの作品(?)なども展示されていて目新しい印象を受けました(?が付いているのは私が正式名称を知らないためです^^;)。
                     (長野キルトウィーク会場写真)
 長野のキルトウィークを見て、作品展示の場所と写真にあるような即席の教室の距離が非常に近いのをみて、いいな、と思いました。美術館のように作品を見る、というのもいいと思うのですが、こういう風にフレンドリーな空間は非常に新鮮でした。東京国際キルトや横浜キルトウィークは催しの性格上、作品の展示場、という雰囲気が強いように思うのですが、この長野のキルトウィークは何と言えばいいのか……距離が近いように思うんですよね。いろんな意味で。
 隅々まで会場を見終わって、今日の目的の半分が終わりました。残りの半分ですか? 長野みやげを買うことです。主に食べ物を中心に(ぇ。帰りの列車に袋いっぱいにお土産を詰め込んで京都に帰ってまいりましたー。
 個人的に非常に有意義な一日だったと思います。頑張ってみようかな、という気になりますしね。
 今日のブログはここまでにしたいと思います。読んでくださった皆様、ありがとうございました。
 次のブログでお会いしましょう。失礼しました。
Art Fiber Endo 商品企画室 /遠藤染工場 Colour Lab

2010年4月21日水曜日

JFW Japan Creation 速報

ブログをご覧の皆さま、こんばんはっ。

 今日はJFW Japan Creationを見に行きました。
 Japan Creation って何?、と思われる方も多いと思いますので、簡単に説明すると「テキスタイル素材」を中心とした展示会、というのがいいかもしれませんね。主に国内のデザイナーやパタンナーさんに自社の製品をアピールする場と言い換えることもできるかもしれません。
 テキスタイル素材と述べたように、出展されている企業は服飾に関係する企業が多く、特に生地メーカーさんが多く出展されておられます。出展されている生地は無地のものはもちろん、プリント生地、ニットなど非常に多岐にわたります。ファッションショーを除いて、これほどの生地素材、パターンが見られる場所はないのではないでしょうか?
 年に二回、春と秋に開催されるJapan Creationですが、今開催されているのはもちろん春、夏素材を中心とした企画構成になっています。薄手で軽い生地や色調も淡いプリントが冬素材よりも多く出展されるのが普通ですね。
 Japan Creation は残念ながら一般の方は入場できないようになっているようですが(入場の時にアパレル関連業者であることを確認されます)、これは出展企業の商品のデザインや構図を守るためなのかもしれません。館内のいくつかの場所は撮影禁止になっています。
 開催場所は、ホビーショーなどでもお馴染み、東京ビッグサイトです。

                            (東京ビッグサイト)
 例によって一番乗りを目指して早めに来ております。……相変わらず、大きな建物だなぁ、と思いながらサクサク会場へ向かいました。

                     (Japan Creation Spring 2010内部)
 会場に入ってあちこちをうろうろ。
 気になる素材があればブースの人とおしゃべりを。出展されている生地やパターンから今年のトレンドを予想してみたりもします……外れてばっかりですが(マテ。けれど、こうやって目を鍛えることって非常に大事だと思うのです(←言い訳。という感じで会場を見て回るのですが、今年はやや出展企業数が少ないのが気にかかります。企業さんも新商品開発のリスクを回避して緊縮体制に入っているのでしょうか。
 さて、今、世界的に「環境」というフレーズがあふれ、注目されていますがそれはアパレル素材関係でも同じ傾向にあります。少しでも環境にやさしい素材を、ということなのでしょう。それは大事なことだと思います。でも、どう使ったらいいかわからない、そういう考えることが楽しくなりそうな素材、そういうのもちょこっとあってほしいと思いました。
 
 ちょっと撮りとめのない文章になってしまいましたが、今日はここで筆をおきたいと思います。
 お読みいただきありがとうございました。次のブログでお会いしましょう。
 失礼しました。
 Art Fiber Endo 商品企画室 / 遠藤染工場 Colour Lab
 

2010年4月18日日曜日

琵琶湖の桜だより

ブログをご覧の皆さま、こんばんはっ。

 季節はとうに春なのに、先週、関東のほうでは積雪があったそうですね……。テレビ中継で雪かきしながら花見をしようとされておられる方もいらっしゃったようですが、この場合、雪見酒と花見酒、どちらになるのかと、どうでもいいことを考えていたA.F.E商品企画室からお届けします。

 関東に降った雪はこちらでは雨。桜の花を盛大に散らしてくれやがりましたのでこの日曜日は府外の桜を見に行きました。目的地はお隣の滋賀県、琵琶湖北端の海津大崎の桜並木。観光バスも来るようなので結構有名な桜スポットかもしれませんね。

                        (海津大崎周辺桜並木)
 琵琶湖沿岸にはたくさんの桜が広い範囲で植えられているのですが、特にマキノ町海津から奥琵琶あたりの桜並木は一見の価値ありだと思います。南北に長い琵琶湖ですが、この湖北周辺は水もきれいなこともあって、夏にも泳ぎに来られる方たちでにぎわいます。そして、それ以上にこの桜の季節は通行規制がでるほどの人出になります。なので、例によって朝早くから行ってきましたー。

                       (琵琶湖湖北 海津周辺)

 この海津の桜が有名な理由は湖北の琵琶湖に桜がよく映えることもありますが、桜並木の長さもその理由に挙げることができると思います。上の写真は湖北沿岸なのですが、写真中央に薄くピンクに色づいているのはもちろん桜の木。途絶えることなく桜並木が続きます。

                        (湖北、北岸から釣り船を)
 私は釣には疎いので今の季節は琵琶湖で何が釣れるのかわかりませんが、朝も早くから琵琶湖に小舟を浮かべて釣りをされる方も多いようですね。走っている最中何組もそのような人とすれ違いました。

                   (海津から奥琵琶パークウェイの山道へ)

 どうやら先週に降った雨には海津の桜も被害を受けたようでしたので、少し足を延ばして奥琵琶のほうへ。こちらは山なので桜の開花も遅いだろうから被害が少ないのではないかと思ったのですが、的中でした。

                       (奥琵琶から琵琶湖北岸)

 ずっと琵琶湖沿岸を走っていたこともあり、山の上からの風景はとても新鮮です。奥琵琶にある展望台はもちろん、途中の道からも湖北がよく見渡せます。桜も多く植わっているので、本当にお勧めできるところなのですが……。あいにく、奥琵琶パークウェイから余呉への道は現在工事中のようです。気にせず先に進もうかとも思ったのですが、途中で通行止めとかになってたら目も当てられませんので引き返すことに。今年の夏までには工事も終わるみたいなので、来年桜を見に来るのもいいかもしれませんね。

 と、いうところでブログを終わりたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。

 次のブログでお会いしましょう。失礼しました。

 Art Fiber Endo 商品企画室 /

2010年4月12日月曜日

京都の桜事情⑥

ブログをご覧の皆さま、こんにちはっ。

 咲き誇っていた桜も、今日の雨で散ってしまうことでしょう。やはり、土、日が花の盛りでした。それでは、新商品を紹介していない商品企画室からお届けします(マテ。
 先週の土日、両方とも晴れだったらよかったのですが、あいにく日曜日の京都は天気が悪い、ということだったので土曜日の朝早くに桜を見に行きました。毎年、京都平野部の桜めぐりの締めはここを訪れます。皆様御存じ、鴨川沿いの桜並木ですー。

                          (鴨川北大路橋から東岸へ)

 川沿いにあることに加え、北山から吹く冷たい風のせいもあり、鴨川の桜は平野部の他の桜よりもやや遅咲きで比較的長持ちするように思います。

                              (鴨川、北大路橋東岸)

 桜並木が続く鴨川ですが、鴨川の桜並木のお勧めはどこら辺なの、と尋ねられたら、私は北大路橋から北側の鴨川東岸をお勧めしたいですね。北大路橋から鴨川沿いの小道を歩いていただいたのち、北山大橋周辺の桜並木を歩いていただくのが一番いいと思います。北山大橋近くの桜並木は特にお勧め。

                      (鴨川東岸 北山大橋北の桜並木)

 北山大橋の桜並木は川岸を歩いていただくよりも、その上の車道を歩かれることをお勧めしたいです。道の両側から迫ってくる桜は圧巻の一言。私が好きな桜並木道のひとつです。この道を走るときだけは自然とスピードが遅くなってしまいます。それは他の人も同じようで、この季節ノロノロ運転をする車もしばしば見られます。残念ながら写真を撮った時は風が吹いていなかったのですが、強い風が吹くときは文字通りの桜吹雪を見ることも。本当に一度見ていただきたい桜並木です。


                         (北山大橋から北山へ)
 せっかくなのでもう一枚。北山大橋からは桜のほかにもう一つ絶好スポットがあります。京都五山送り火に灯される火の一つ、船形がここからよく見えます(写真、山の森が菱型に切り取られた箇所が船形の火がともされるところです)。五山送り火の中でも船形と、妙、法は山が低く近くまで行かないと見られません(私が子供の時は船形の火もA.F.Eの屋上から見えたのですが、A.F.Eと船形の中間にマンションが建ってしまってからは見えなくなってしまいました……)。北山大橋周辺にお住まいの皆さま方はそれをよく分かっておられるようで、その日になると橋の歩道は人で埋め尽くされることに。


                        (鴨川河畔 北山大橋周辺) 

 以上、鴨川周辺桜事情でした。

 市内の桜も一区切り。次の休みはどこの桜を見に行こうかな、と考え中。足を延ばして美山の桜を見に行くのもいいし、琵琶湖に行ってもいい桜が見れそうですよね……。連休が欲しい!、と、この季節は心からそう思ってしまいます^^;。

 それでは皆様、次のブログでお会いしましょう。失礼しました。

 Art Fiber Endo  商品企画室 /

2010年4月8日木曜日

京都の桜事情⑤

ブログをご覧の皆さま、こんにちはっ。

 市内の桜も満開を迎え、今度は桜の花が風に溶けてきつつあります。市内の桜の盛りを楽しめるのはおそらく次の土曜、日曜日まで。散り際の桜も風情があっていいですが、私は盛りの桜が好きなので次の日曜日は山のほうへ桜を探しに行こうと思います。さて、この前に取りこぼした分、早起きして桜を見に行ってきました。嵐山周辺です。
                         (嵐山竹林の中にて)
 休日、平日を問わず嵐山にはたくさんの人が訪れるのですが、早朝にはさすがに人の行き来もありません。写真は野々宮神社に抜ける竹林。「京都なんとか殺人事件」とか、そういうタイトルのサスペンス劇場で、非常によく出てくる道です。残念ながらロケには出くわしたことがまだないのですが。昼時になると多くの人出がある上に、人力車も通りますので混雑しますが、機会があればぜひ一度訪れていただきたいなぁ。お勧めの道です(早朝は特に)。
 嵐山もそうなのですが、早朝と昼とでは印象が「がらり」と変わるところがいくつもあります。
                         (天龍寺の境内より)
 残念ながら天龍寺の庭園は朝の8:30からしか入れないので写真には撮っていません(早朝はお店なども営業していないので、それだけは不便でしょうがないのですが)。が、秋の天龍寺の曹源池庭園は本当にお勧めです。庭園の写真はたくさんの人が他のHPでUPしてると思いますが、あの風景がそのまま広がってますから。一年に一度、秋になれば私も必ず訪れるお庭ですね。

                          (常寂光寺周辺)

 嵐山に観光に来られる皆様がたは、どのあたりまで来られるのでしょうか? 休日の人の流れを見てみると、途中で引き返しておられる方も多いような気がします。渡月橋周辺から始まって、天龍寺、竹林、野々宮神社。そのあたりで引き返しておられる方も多いような…。嵐山とひとくくりにして言いますが、その範囲はすごく広いです。もう少し先の大河内山荘や常寂光寺。保津峡は……これはちょっと遠いかもしれませんが……もしお時間があるなら、少し周りを散策されると見つかる風景があります。
 嵯峨野や嵐山周辺の地域は庭木に桜を植えておられる家が多く、中にはお寺や神社に勝るとも劣ってない木に出くわすこともよくあったりします。ちょっと住んでおられる人がうらやましいですね^^;。

                       (御髪神社、池の南より)
 鶯の鳴き声がたくさん聞こえたので姿を探したのですが、なかなか見つからないものです^^;。鶯を狙ったカメラに御髪神社が見えたので写真をパチリ。遠く寺の鐘の音が帰る時間を教えてくれましたので、今日はここで引き返すことにしました。
 以上、嵐山周辺でした。載せてない写真がかなりあるのですが、それは機会があれば掲載したいと思います。お読みいただき、ありがとうございました。
 それでは皆様、次のブログでお会いしましょう。失礼しました。
Art Fiber Endo 商品企画室 /

2010年4月5日月曜日

京都の桜事情④

 ブログをご覧の皆さま、こんばんはっ。

 京都桜事情の四回目になります。この土、日で京都市内の桜も満開になりました。私も準備万端、あっちこっちを見て回るつもりだったのですが体調を崩してしまい、ものすごく悔いが残る結果に…orz。土曜日は完全ダウン、日曜日も出遅れてしまい、市内の桜見物をあきらめるというあり得ない結果になってしまいました。……まぁ、市内の桜は早起きして見に行くとかすればなんとか…なるはず…。

 日曜日、本当は朝早くに起きて嵐山をぐるっと回ろうかと思ったのですが、無理でした(ぇ。朝早くなら人もまだ少ないのでさっさと動けるのですが、嵐山。まともに動けそうになかったので別な場所に行くことに。

                         (あだしのの念仏寺周辺)

 嵐山の竹林をこえて北へ道なりに進んでいくと、あだし野の念仏寺の参道につながります。あまり知られていないのか、参道をゆく人の数はぐっと少ないのですが、趣のあるいいところだと思います。この参道を北にずっとゆくと清滝、鳥居を西に行くと保津峡へ。どっちも夏に行くのをお勧めします。さて、写真は「つたや」さん。保津峡やその先の水尾にも私はよく行くのですが、帰り道にちょこちょこ入るお茶屋さんです。嵐山周辺は白い桜餅を売っている店が多いのですが、この「つたや」さんの桜餅も白。お薄と一緒にいただくとおいしいです。


                           (嵯峨野周辺)

 お茶をいただいて一息ついた後、どこに行こうか考え中。完全に出遅れていたので市内ではいい写真撮れそうにないな、ということで山沿いに行くことに。嵯峨野の裏道を東へと東へと。菜の花畑がありましたので一枚ぱちり。そういえば高雄に春に行ったことってあったかな? ということで、高雄へ向かうことに。

 嵐山と同じく高雄も紅葉で有名です。川沿いにあるので気温の高低差が大きく、より深く葉が色づくといわれていますが、どうなのでしょうね。紅葉の色づきが早く、早めの紅葉狩りを楽しむのにお勧めな場所です。つまり、春の桜について述べるなら、開花が平地よりも遅いということで。

 ……高雄で満開を迎えていたのはこの一本だけでした……orz

 川沿いにも桜が植わっていたので、時期さえ合えばきれいな風景になると思うのですが、早すぎたようですね。時期を見計らってもう一度チャレンジしたいと思います。

 今日はこのあたりで。

 皆様、次のブログでお会いしましょう。失礼しました。

 Art Fiber Endo 商品企画室

2010年4月2日金曜日

ポリエステルの染色について ①

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

 世間は桜だ花見だと賑やかですが、今日はColour Labの試験室からお届けします。今日のお話はポリエステルの染色について。ものすごく地味な話になると思いますがご了承ください。
 さて、ポリエステル。
 手芸業界ではあまりなじみのない素材かもしれません。ブレードやレースをポリエステルで織ったものもあるにはあるのですが、普通の手芸店にはなかなか売ってないのではないかと思います。ポリエステルが使われている手芸用品といえば、両面サテンリボンや繻子リボン。グログランやベルベットもポリエステルで織られているものもあるのですが、比較的出回っているのはレーヨン素材のものだと思います。
 手芸関係のお店ではレーヨンやアクリルで織られたグログランテープが多いのですが、服飾のほうに目を向けると綿やポリエステルで織られたグログランはかなり出回っています。ポリエステル繊維を「適切な方法」で染めたものは、非常に高い堅牢性をもつ(色落ちしない)ので、アパレル業界ではポリエステル素材以外は使えない、ということが珍しくありません。ポリエステル以外で高い堅牢性ももつ繊維、というものもあるにはあるのですが、後染めができないものが多く、汎用性に劣っているためあまり出回っていないのが現状です。
 では、どうしてポリエステルは高い堅牢性をもっているのでしょうか?
 他の素材と染め方が違うのでしょうか?
 
 アパレル業界の人も知らないだろうといことも含めて、この二点についてお話したいと思います。
 では、ポリエステルの染め方について。次回にお話ししたいと思います(マテ。
 ……ちょっと染めあがりの色を確認しないといけないので^^;。このように仕事の合間のブログ更新なので、ご了承くださいませ^^;

 では、皆様。
 次のブログでお会いしましょう。失礼しました。

 遠藤染工場 Colour Lab / Art Fiber Endo 商品企画室

2010年4月1日木曜日

京都の桜事情③

 ブログをご覧の皆さま、こんにちはっ。

 京都の桜事情、三回目になります。京都の桜も見ごろを迎え、たぶん次の土、日には満開に近くなるのではないかと楽しみにしております。今週の月曜日、京都に雪が降った時は散ってしまうのではないかとハラハラしておりましたが。あいにく、今日、明日は天気が悪いようですが週末は晴れのようです。非常に楽しみにしております^^。ここでは、今日までの桜の開花状況をお知らせしますー。

                             (哲学の道)

 哲学の道もほぼ満開に近いのではないでしょうか。あいにく一部工事中で川辺の石畳を歩けない場所もあるのですが、お勧めの道であることは変わりません! 上の写真は朝早く撮りましたー。満開の頃、それも休日となると、石畳が見えなくなるくらい人通りがありますので、上の写真はかなり珍しい風景かもしれません。

                            (哲学の道)

 ブログでは載せませんが、雪柳と桜が同時に咲いている場所がお勧めの景色ですね。雪柳の白が桜の薄ピンクを引き立たせ、非常にきれいです。昔はもう少し雪柳の株が多かったと思うのですが。
 私の思い違いでしょうか…?
 

 毎年、桜の季節には御所、哲学の道、清水さんに、嵐山。もうひとつ、私が必ず訪れるのが上の写真の「平野神社」です。 その歴史は古く、桜の名所としても有名のようなのでご存じの方もおられるかもしれません。

 この神社には50種類くらいの違う品種の桜が植えられているそうです。上の桜は「魁桜」。品種ごとに桜を見比べてみるのも楽しいかもしれません。植わっている桜の品種が違うので、咲き始めの時期がそれぞれ少しずつぶれているため、1ヶ月くらいは桜を楽しめることもうれしいですね。境内に植わっている桜の数も多いこともあって、毎年たくさんの人が訪れる神社でもあります。
 境内には御神水がわいており、飲んでいただくこともできます。……というか、この水を汲みにこの神社に訪れる人も多いのではないでしょうか。神社のほうも蛇口から水を汲めるようにしてくれてますので、たくさんの人が汲みに来るのだと思います。
 
 平野神社、桜がきれいなことでたくさんの人が訪れているのですが、学生の時の私の目当ては桜よりもむしろこっちでした。
 桜の季節には境内に屋台が立ち並び、満たしてくれます。おもに食欲を。
 この平野神社、かなりオープンな性格なのか、夜桜を楽しめる席まで用意してあるという用意の良さ。
 にぎやかに月見桜を楽しめる趣向となっております。
 桜の季節なので木ばかり撮っておりますが、境内にある御神木や建物など趣があると思います。
 まだ行かれたことがない方はぜひ、この桜の季節に一度訪れていただきたい神社の一つです。
 さて、次の日曜日はどこに行こうかな、と桜メモを眺めながら終わりたいと思います。いぁ、本当にどこを切ろうかと非常に悩んでおります。時間的に全部は見れませんからね…orz。
 では皆様、次のブログでお会いしましょう。失礼しました。
 Art Fiber Endo 商品企画室 /