ブログをご覧の皆さま、こんばんはっ。
今日はJFW Japan Creationを見に行きました。
Japan Creation って何?、と思われる方も多いと思いますので、簡単に説明すると「テキスタイル素材」を中心とした展示会、というのがいいかもしれませんね。主に国内のデザイナーやパタンナーさんに自社の製品をアピールする場と言い換えることもできるかもしれません。
テキスタイル素材と述べたように、出展されている企業は服飾に関係する企業が多く、特に生地メーカーさんが多く出展されておられます。出展されている生地は無地のものはもちろん、プリント生地、ニットなど非常に多岐にわたります。ファッションショーを除いて、これほどの生地素材、パターンが見られる場所はないのではないでしょうか?
年に二回、春と秋に開催されるJapan Creationですが、今開催されているのはもちろん春、夏素材を中心とした企画構成になっています。薄手で軽い生地や色調も淡いプリントが冬素材よりも多く出展されるのが普通ですね。
Japan Creation は残念ながら一般の方は入場できないようになっているようですが(入場の時にアパレル関連業者であることを確認されます)、これは出展企業の商品のデザインや構図を守るためなのかもしれません。館内のいくつかの場所は撮影禁止になっています。
開催場所は、ホビーショーなどでもお馴染み、東京ビッグサイトです。
(東京ビッグサイト)
例によって一番乗りを目指して早めに来ております。……相変わらず、大きな建物だなぁ、と思いながらサクサク会場へ向かいました。
(Japan Creation Spring 2010内部)
会場に入ってあちこちをうろうろ。
気になる素材があればブースの人とおしゃべりを。出展されている生地やパターンから今年のトレンドを予想してみたりもします……外れてばっかりですが(マテ。けれど、こうやって目を鍛えることって非常に大事だと思うのです(←言い訳。という感じで会場を見て回るのですが、今年はやや出展企業数が少ないのが気にかかります。企業さんも新商品開発のリスクを回避して緊縮体制に入っているのでしょうか。
さて、今、世界的に「環境」というフレーズがあふれ、注目されていますがそれはアパレル素材関係でも同じ傾向にあります。少しでも環境にやさしい素材を、ということなのでしょう。それは大事なことだと思います。でも、どう使ったらいいかわからない、そういう考えることが楽しくなりそうな素材、そういうのもちょこっとあってほしいと思いました。
ちょっと撮りとめのない文章になってしまいましたが、今日はここで筆をおきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。次のブログでお会いしましょう。
失礼しました。
Art Fiber Endo 商品企画室 / 遠藤染工場 Colour Lab