2014年4月7日月曜日

京都の桜事情(2014年 ③)

ブログをごらんの皆様、こんばんは。
ここしばらく、桜のことしか書いていないA.F.E商品企画室からお届けします。

皆様、この土日はどこかに出かけられましたでしょうか? 暖かかった京都は金曜日の雨から一転、冬に戻ったかというほど、この土日は寒くなりました。金曜日の夜は結構風も強かったので、花が散ってしまうのではないかと、ハラハラしていたのですが、咲きはじめということもあってか、桜は散らずにほぼ満開。どこに行こうかなぁと、目的地も定めずふらふらと出かけたのですが、結局嵐山へ行くことにしました(普段行かないお寺の庭とかにも行ってみたのですが、ちょっと落ち着いて見られないほどの人出でしたので・・・)。

 この時期の嵐山で桜を楽しむなら早朝に行けば人もまだ少ないので、天龍寺の庭や亀山公園あたりを散策すればいいのですが、あいにく時間はお昼前。ものすごい人出です。車道を見れば地方ナンバーの車もたくさん。誘導員の方の「この駐車場は満車です!」などという悲痛な叫びも聞こえてくる有様です。朝ならともかく、お店が開き始める時間になれば、この時期はいつもこんな感じになります。亀山公園はともかく、天龍寺は桜よりも人のほうが多くなるのではないでしょうか。

(嵐山 渡月橋南岸の桜)
 
上の写真は比較的人が少ない渡月橋南岸の桜林で撮ったものですが、渡月橋北岸のお店が並ぶ主要道路はすごい賑わいです。今日はのんびりしたい気分でしたので別の道を行くことにしました。

(桂川南岸を河上に向かって)


この時期、人が押し寄せる嵐山ですが、ほとんど人が来ない場所があります。それは渡月橋を渡った南岸、桂川沿いに延びる道なのですが、北岸とは違ってお店もなにもないためか、この時期でも静かな、穴場の道になっています。
 

(桂川沿いの道 お昼時)

この道が一番綺麗なのは桜の季節じゃなくて秋の紅葉の時期なのではないでしょうか。濃い翡翠色をした桂川に紅葉が移る様は是非、直接みていただきたい風景です。桜のこの時期は、おにぎりもって対岸の桜を眺めたり。川くだりの船がのんびりと流れていくのを眺めたり。

南岸から北岸へ渡す船もありますので、行きは南岸を歩いて、帰りは船に乗って北岸へ送ってもらえば、両方の風景を楽しめます(渡し賃が多分、大人400円くらい)。



天龍寺、竹林、常寂光寺などの有名どころにまわられたあと、ちょっとした散策にお勧めの道です。
山の上まで行くのは大変なので、途中の景色だけでも是非、お試しくださいませ。

・・・桜事情といいつつ、あんまり桜の写真を撮ってないのはどうなんだ、と思いますが、今日はこのあたりで。京都桜事情、まだ続きます。

失礼しました。

Art Fiber Endo 商品企画室

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