秋深まり何を食べてもおいしいこの季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?
京都もいよいよ木々が色づきはじめ、紅葉見物に忙しい季節になってまいりました(主に私が)。
ケヤキやコナラ、ソメイヨシノなどは市内でもかなり紅葉していますが、
本命のイロハモミジは3分といったところです。
とはいうものの、川辺や風あたりのよいところはすでに色づいているところもありましたので、この休日は紅葉を追いかけてまいりました。
今回は詩仙堂。
私が最も好きな庭園をもつ詩仙堂からお届けします。
(詩仙堂 入口)
京都観光を取り上げた雑誌でも比較的名前が挙がるお寺(?)ですのでご存知の方も多いと思います。石川丈山によって造営されたもので、焼失することなく庭園、建物共に往時そのままのものと言われています(多少の変更はあったでしょうが)。
(詩仙堂 入口すぐの竹林)
五月の「さつき」も有名ですが、紅葉はもっと有名。整った庭園に紅葉が映えます。
(詩仙堂 庭を望んで)
写真ではかなり色づいているように見えますが、イロハモミジが紅葉しているのは全体の三割程度。来週以降が見ごろになると思います。幸い、数本のだけが鮮やかに紅葉してくれていました。山の陰で温度が低かったためでしょうか?
(詩仙堂 庭園から)
詩仙堂に私が初めて訪れたのはたぶん、高校生の時だったと思います。さつきの季節を少し外れた時期だったためか私以外には誰もお客がおらず、縁側で一時間くらい庭を眺めていたのを覚えています。あまりの陽気にあやうく寝てしまいそうになるくらい気分がよかったのですが、詩仙堂での居眠りは禁じられていますのでご注意ください。
残念ながら紅葉の観光シーズン中ではお客が自分ひとり、ということはまずないと思いますが、朝一番(9時から受け付け)からなら、それに近いものを見ることができるかもしれません。
詩仙堂、受け付け時間は9時~16時45分。
入場料は大人500円です。
11月16日現在のイロハモミジの紅葉は3割程度。
今年の見ごろはおそらく次の連休の22日、23日、24日から。後はどれだけ風が吹かないかにかかってくると思います。
もし京都に来られるご予定のある皆様には是非、お立ち寄りいただきたい庭の一つです。
京都紅葉だより一回目 「詩仙堂」
今日はこのあたりで。
失礼しました。
Art Fiber Endo 商品企画室
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