ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
A.F.E商品企画室から秋の便りをお届けします。
京都はこの連休、晴天に恵まれました。例によって名所をいくつか巡ってきたのですが、ダントツで良かったのはやはり今年もここになってしまうのか、嵐山、天龍寺からお届けします。
毎年、新しい紅葉の名所はないかと市内をあちこち回っているのですが、個人的には市内では天龍寺と東福寺が紅葉名所の頂点にあるのではないかと思っています。もちろん、趣のある良い庭は他にもあります。このお寺の庭ならこっちの場所から向こうの方向の紅葉を見たら本当に綺麗、とかそういう感じで。けれど、この天龍寺は別。恐ろしいほどに手がかかっているのがわかります。
(天龍寺 大方丈から望む紅葉)
庭園に入って右手、大方丈から望む紅葉。柵が非常に邪魔なのですが…まぁ、しょうがない。今年は見頃にあたったようです。写真を撮った時間はおそらく朝の7時前くらいなのですが、この時間だと東からの朝日が正面から紅葉を照らすので、色が非常に鮮やかに見えます。
天龍寺の良いところは、庭園の美しさはもちろんですが、庭園の開園時間が6時から、ということが非常に大きいです。
曹源池東から朝靄に煙る嵐山
(曹源池周辺)
毎年思うのですが、朝7時前という時間にも関わらず、一枚の葉っぱすら池に落ちてないのがすさまじい…。境内の道も掃き清められ清々しく、本当に散策するには最高の御庭でした。
(天龍寺 庭園内)
(天龍寺 東の竹林)
色が豊富にあるのが天龍寺の魅力の一つだと思っています。
紅葉の赤と常緑樹の緑が互いに引きたてあっているのがわかります。いまでは一般に補色調和として知られていることですが、昔の日本人は感覚でそれを知っていたのでしょうか。
上の写真の色を全部単色染めで抜きだすには、一体何色染めなければならないのか。
うちの店の色はまだまだ足らない、ということが非常によくわかる景色でした。
観光地として良く知られている天龍寺ですが、もしまだ訪れたことがない方がいらっしゃったら是非、一度、じかにご覧になられることをお勧めしたいお寺です。特に紅葉のときに。
見頃はおそらく今週まで。来週になると厳しいかもしれません。
天龍寺 庭園
入園料 500円(大人)
交通 阪急電車「嵐山」駅下車 徒歩15分。
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車 徒歩13分。
今回はこのあたりで。
失礼しました。
Art Fiber Endo 商品企画室
(天龍寺 境内前の紅葉林)
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